「口に関する軽度な衰え」とは、**病気と診断されるほどではないけれど、以前と比べて少しずつ現れる“口の機能低下のサインを指します。
特に中高年以降では、ご本人も周囲も見逃しやすいのが特徴です。
口に関する「軽度な衰え」の具体例
① 噛む力・噛み切る力の低下
- 硬い肉やせんべいを避けるようになった
- 食事に時間がかかる
- 以前より「よく噛まないと食べにくい」と感じる
👉 咀嚼筋・歯・義歯・噛み合わせのわずかな変化が影響します。
② 飲み込み(嚥下)の違和感
- お茶や汁物でむせやすい
- 錠剤が飲みにくくなった
- 食後にのどに違和感が残る
👉 これは嚥下機能の軽度低下のサインで、誤嚥リスクの入口です。
③ 舌や唇の動きが鈍くなる
- 早口言葉が言いにくい
- 発音がはっきりしない
- 食べ物を口の中でまとめにくい
👉 舌・口唇・頬の筋力低下が関係します。
④ 口が乾きやすい(軽度の口腔乾燥)
- 口の中がネバつく
- 夜間に口が乾く
- 食べ物が貼りつく感じがする
👉 加齢・服薬・水分摂取量低下などが原因で起こります。
⑤ 食事内容の変化
- 柔らかい物ばかり選ぶ
- 食事量が少し減った
- 好きだった食品を避けるようになった
👉 栄養低下・サルコペニアにつながる重要な兆候です。
なぜ「軽度」でも重要なのか
これらは単独では軽く見られがちですが、積み重なると
- 低栄養
- 筋力低下・フレイル
- 誤嚥性肺炎
- 社会的孤立(会食を避ける)
へと進行する可能性があります。
口腔低下症(オーラルフレイルの前段階?
歯科ではこれらを
「口腔機能低下症(オーラルフレイルの前段階)」
として捉え、
- 噛む
- 飲み込む
- 話す
- 唾液
- 舌・口唇の運動
を**数値や検査で“見える化”**して早期介入します。
- 高齢者だけでなく50〜60代への予防的アプローチにも有効
- 必要なむし歯・歯周病・入れ歯治療や栄養・口腔体操指導
- 以下GCホームページより

オーラルフレイルのチェック項目



