こんにちは。当院では、すべての患者さまに安心して診療を受けていただけるよう、厚労省の施設基準を満たした体制整備と、最新技術の導入を進めています。
ここでは、当院が対応している13の重要な取り組みをご紹介します。(令和7年5月1日現在)
① 歯科初診料の注1対応(歯初診)
当院は、従業員への研修、歯科医療機器などの患者ごとの交換、洗浄、滅菌の徹底など、院内感染防止のための対策を講じています。
②医療情報取得加算医療DX推進体制整備加算 (医療DX)
当院は、オンライン資格確認を導入し、マイナ保険証の活用や電子カルテ連携など、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)に対応した診療体制を整えている所です。これにより、正確で迅速な診療が可能になりました。
当院では、レセプト電子請求(オンライン請求)を行なっています。全ての患者さんに、事前に申し出のない場合を除き、明細書を発行しています。
③ 医療管理加算(医管)
高血圧、糖尿病、心臓病などの全身疾患をお持ちの方にも安心して歯科治療を受けていただけるよう、全身状態を考慮した「医療管理加算」の体制を整えています。治療中は処置に応じてモニタリング(血圧、脈拍、酸素飽和度測定)します。主治医との連携も視野に入れた対応を行っています。
④ 口腔管理体制強化加算(口管強)
ムシ歯や歯周病の重症化を予防するために定期的に管理を行っています。子どもの歯の表面の初期ムシ歯や高齢者の初期の歯の付け根の表面の初期ムシ歯に対してフッ素塗布などの定期管理を行っています。
口の働きが悪くなる口腔低下症の検査、診断、進行を予防する方法の指導管理を行っています。
歯科医院に通院できなくなった患者さんには、ご自宅に訪問して診療を行っています。地域の他の医療機関や介護・福祉施設と連携しています。
当院の院長は介護専門支援員の資格を有し、介護認定審査会に委員の経験があります。地域ケア会議に出席し、在宅医療・介護、認知症に関連する講習会を定期的に受講しています。
当院は宮崎市が実施する歯科保健に係る事業へ協力しています。宮崎市中央保育所及び平和幼稚園の園医として協力しています。
⑤歯科訪問診療(歯訪診)
通院が難しい方には、訪問歯科診療を行っています。ご自宅や施設にお伺いし、義歯の調整、口腔ケア、摂食機能の維持などを実施します。地域の在宅医療機関とも連携しています。
⑥ 咀嚼能力検査と指導
「最近、食べにくくなった」「うまく噛めない」と感じる方へ、咀嚼能力検査を実施しています。計測機器を使い、咬む力や効率を評価し、適切な訓練や義歯調整、食事指導を行います。
⑦CAD/CAM補綴物(歯CAD)
当院では、保険で適応が拡大された白いCAD冠やインレーを提供しています。短期間で美しい補綴物を提供し、患者さまの負担を軽減します。
⑧ 咬合圧(咬む力)の測定と管理
咬み合わせのバランスや、歯や義歯にかかる力(咬合圧)を評価し、歯列の安定化や義歯の長持ちをサポートします。必要に応じてマウスピースなどで負担を軽減する処置も行います。
⑨レーザー機器加算(手光機)
当院では、半導体レーザーを使用して、口の中の粘膜を切開、切除、凝固、蒸散などを行っています。術後の出血や痛みを少なくする効果があります。
⑩補綴物維持管理料(補管)
作製した入れ歯やクラウンなどの補綴物の状態を定期的にチェックし、長期的な機能維持を図る「補綴物維持管理料」の体制を整えています。義歯や被せ物が長く快適に使えるよう、継続的にフォローします。
⑪医療DX推進
最新の診療情報のデジタル化と連携により、患者さまの診療履歴や投薬情報をより正確に把握できるようになりました。診療の質が向上し、重複処方やリスク回避にもつながっています。
⑫歯科外来診療医療安全対策加算1(外安全1)
当院には、医療安全対策に関する研修を受けた歯科医師及び医療安全管理者を配置し、AEDを保有し、緊急時の対応及び医療安全について十分な体制を整備しています。
⑬歯科外来診療感染対策加算1(外感染1)
当院には院内感染防止対策に係る研修受けたものを配置しています。外来診療中の状態変化への対応を円滑に行うため、医科の医療機関(宮崎市郡医師会病院)と事前に連携体制を整えています。